Zekulmaについて
ストーリーの骨格を、
手で組み立てる
Zekulmaは、プロット構築を「知識として知る」段階から「実際に動かせる」段階へと引き上げるためのプラットフォームです。茨城県日立市を拠点に、全国どこからでも参加できるオンラインワークショップを提供しています。
なぜプロットに特化したのか
小説や脚本を書く人の多くは、文章表現の練習には時間をかけます。しかしストーリー全体の設計図に相当するプロット——場面の順番、因果の流れ、緊張と解放のリズム——は、感覚で処理しようとしがちです。
ルネサンス時代の画家たちが構図の法則を体で覚えたように、物語の構造も反復的な実践によってはじめて身につきます。
Zekulmaが2024年に設立されたのは、このギャップを埋めるためです。講義を聞いて終わりではなく、毎回の課題を通じて自分のストーリーに手を入れ続けること。その繰り返しがプロット感覚を養います。
指導に関わる人たち
鳴海 沙綾
プロットコーチ
主任インストラクター
芹沢 知佳
カリキュラム設計・課題監修
出版社での編集経験を経て、読者視点からプロット評価を行う手法を体系化しました。各ワークショップの演習設計と、受講者フィードバックの基準作りを担当しています。課題の難易度バランスと、段階的な習熟設計が専門領域です。
鳴海は脚本と小説の両方でプロット開発を手がけてきました。「構造を理解しているつもりでいても、実際に書いてみると崩れる」という経験から、Zekulmaの指導法を開発しました。課題ごとに具体的なフィードバックを届けることを基本方針としています。
Zekulmaの進め方
講義と課題が交互に続く設計ではなく、手を動かす時間を中心に据えた構成です。
各回のワークショップは、短い解説のあとすぐに演習課題へ移ります。参加者は自分のストーリーアイデアか、提示されたプロンプトを使って実際にプロットを書き、講師と他の参加者からのフィードバックを受けます。在宅で参加できる形式なので、移動時間のかかる地域の方でも継続しやすい設計になっています。
場面の因果を可視化する
各場面が次の場面を必然的に生む構造かどうか、図を使って確認します。原因と結果の鎖が途切れている箇所を発見するのが目的です。
緊張の波形を設計する
読者が感じる緊張と解放のリズムは偶然では生まれません。課題ではプロットを波形グラフに置き換え、意図的なデザインへと調整します。
キャラクターの動機を検証する
登場人物の行動は動機と一致しているか。ストーリーが失速するときの多くは、ここに矛盾があります。演習で繰り返し確認します。
毎回の課題でストーリーが進む
課題をこなすたびに、自分のプロットの特定箇所が改善されます。ワークショップが終わる頃には、扱ったストーリーが実際に完成に近づいています。